6月16日〜25日までフランスに行ってきました。
今回はVINEXPO(ボルドーで行われるワイン博)が目的。

16〜18日はパリでのんびり、、のつもりがドタバタでした。
まず、ホテルの外線交換機が故障していて外部と連絡が取れない→携帯を買いに走る!

からスタート。
航空ショーの真っ只中にパリステイだったので、思うようなホテルが取れなくて・・。

プラス・ド・クリシーから程近いホテルだったのですが、異国情緒漂う様々な人種。
パリに住んでいた時も馴染みのないカルチエだったので、なんだかドキドキ。

16日は到着してから、お散歩。
化粧直しを終えたオペラ座は真っ白で、それはそれは美しかったです。
ピラミッドにあるモノプリ(スーパー)で大好きなネクタリンを買い、大好きなレストランへ足を速めます。


しかし・・、そこには以前とは違う様相のレストランが!
でも、お腹がすいているので独りでチャレンジ。
3ヶ月前に買い取ったというその店はシェフは1人、サービスのお姉さんが2人。
とても気さくでステキな方達でした。
お料理は流行り系でエル・ブジの影響でしょうか。
不思議なプレゼンテーション。肝心なお味も私にはちょっと・・?でした。
本来、私は”そこに会ったはずの店”でスープ・ド・ポワソン(お魚のスープ)が食べたかったのです。
あのおじいちゃんと息子さんはどうしちゃったんだろう。。
いつかまた、食べたいなぁ。


17日
今日は日曜日。
マルシェに出かけようと意気込んでいたのだけど、あまりに寒いしボーッとしているので午前中から美術館に変更。
初!オランジュリー美術館です。


私が住んでいた頃は改装中で、竣工予定がどんどん延びていくという・・いかにもフランスな工事日程で行けなかったのです。
開館前に着いてしまい、ブティックを物色。


さて、と時間に向かったら長蛇の列!
日射しが痛くてまぶしい中、45分は待ちました。
まず向かったのは、モネの睡蓮の間。
2間に分かれていて、天井には自然光が入るように施された楕円形の窓。
直射しないように、白い布が張られています。
改装前は自然光が入らない作りだったそうで、以前の方が良かったという声もチラホラ。


お日様が照ると色が冴え、水底が見えそうなほど瑞々しさを放ちます。
陰ると違うものに見えるんですよ〜。あら不思議、とっても楽しくて3時間くらいウロウロしてしまいました。
その後、ピカソ、ルノワール、マリー・ローランサンなど鑑賞。
すっかり満たされてオランジュリーを後に。


夜は知人と3人で『あい田』へ。
パリに来て和食かと思われるかもしれませんが、一ヶ月ほど前でしょうか。。
情熱大陸という番組に出られていて、凄いな〜!パリで懐石、鉄板焼きだ。
と思っていたのです。
そこへ今回、私の友人が連れて行ってくれました。
彼女も2002年に『麻布』という鉄板焼き、お好み焼きの和食屋をオデオンで営んでいます。
2007年版ミシュランでは、ビップグルマンマークがつくお店に♪
美味しくて、コストパフォーマンスの良いレストランに付く、ミシュラン君マークです。


嬉しいなぁ〜〜!!
あい田さん、とっても素晴らしいお店でした。
特筆すべきは、イチジクのコンポートにごまだれがかけてある付きだし。
アペリティフのシャンパーニュにバッチリでした。


ヒラメの昆布〆・山椒の香りには、04年のシャサーニュ・モンラッシェ(ドメーヌ・ラモネ)の小瓶。
引き締まったミネラル感と、きれいな酸がヒラメの甘みを引き出し素晴らしかったです。
それから、お椀もの。
鰹のお出汁がよく出ていて、80年のサヴィニー・レ・ボーヌ(シモン・ビーズ)と、とても良く合いました。


ブルターニュのオマールを一尾。
これは日本酒が旨かった(笑)
オマールを鉄板で焼いてくれる あい田さんのお姿は艶やか。

最後に海藻入りのバターで仕上げてくれる。
身を食べ、卵をすすり、足までボリボリと食す様は、、、我ながらアッパレですね。
そんなこんなで、沢山食べ、沢山飲み、”こんな時間だ〜!”とタクシーでホテルへ。

楽しく美味しい夕べでございました。
皆さん、読んで頂き ありがとうございます。 

 
 
Topice
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