最近 巷で話題になっている ナチュール・ワインとは? 調べてみました 結果は、読んでから 納得して飲んで下さい。 ボルドー 2024/06/17 |
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問1 ナチュールとは何ですか? ナチュールについて ナチュール(Nature)とは「自然な」という意味の言葉で、 ヴァン・ナチュール(Vin Nature)とは「自然派ワイン」といった意味です。 問2 ナチュールワインと普通のワインの違いは何ですか? ナチュラルワインと自然派ワインの違いは、英語か日本語かそれだけの違いです。 フランス語ではヴァン・ナチュールとも言われています。 つまりナチュラルワインや自然派ワインは、言語が違うだけで同じワインを表しています。 普通のワインと異なり亜硫酸(酸化防止剤)を少量しか使用していないので、 冷たい温度で保存すると酸化が進み、 温度が上がるとすぐに発酵を再開するというのもナチュラルワインの特徴です。 ナチュラルワインは、より繊細で敏感だからこその、 奥ゆかしさのある味わいが楽しめると言えます。 問3 ナチュールとオーガニックの違いは何ですか? ナチュールについて ナチュール(Nature)とは「自然な」という意味の言葉で、 ヴァン・ナチュール(Vin Nature)とは「自然派ワイン」といった意味です。 ナチュールワインは、その土地から得られる 天然酵母の働きによって 自然な発酵を促しますが、 オーガニックワインは醸造過程での決まりはありません。 そのため、発酵させるために培養酵母を入れたり、補糖や補酸をすることもあります 問4 ビオワインとナチュールの違いは何ですか? ビオワインとは、有機栽培のブドウから造られるワイン ヨーロッパでは、有機栽培で造られたブドウを原料とした 自然派ワインは「ヴァン・ナチュール(Vin Nature)」と呼ばれる ちなみに、フランス語でワインは「Vin(ヴァン) アメリカでは「オーガニックワイン」と呼ばれています 問5なぜナチュラルワインは二日酔いしにくいと言われていますが? 亜硫酸塩にはアルコールを分解する酵素の力を抑える成分が含まれています。 なので「亜硫酸塩(SO2)の使用がごく僅かなナチュラルワインは、 (これが問題で 生産者がどれだけ亜硫酸塩を使用しているか公表している かによって ナチュラルワインと言えどもSO2はたっぷり入っています) 肝臓にとってアルコールを分解しやすい 良くわからないごく僅かな」と 二日酔いしにくい理由の一つにあげられています。 みなさんも、「ナチュラルワインや自然派ワインは悪酔いしない!」と 聞いたことがあるのではないでしょうか?? これはワインに入っている 【酸化防止剤(亜硫酸塩】が“悪酔い・頭痛”などを引き起こし、 「酸化防止剤無添加ワインはそんな“悪酔いや頭痛”などに悩まされない と、巷でささやかれている事に由来します。 渋谷ボルドーでは 酸化防止剤を最低限使用した 真面目な生産者さんからのワインを輸入して頂きそれを5年位 寝かせて 酸化防止剤が瓶内から 半分以下になってから お客様に提供させて頂いております。 (大体5年ほど瓶内熟成すると コルクの隙間からガスは飛ぶみたいです) 巷でビオ、ビオ言う臭いワインは取り扱っておりません、 今、世界中の優良な生産者さんはリュットレゾネ・減農薬農法の ヴァンナチュールに、傾向しているみたいです 巷でビオビオ言って勧めてくる生産者さんには一考を まずは「オーガニックワイン」や「ナチュラルワイン」の基本的な違いから すごく簡潔にいうと、オーガニックワインの「オーガニック」は、 「ワインに使用されるブドウの栽培方法」に関する言葉なんだ。 それに対してナチュラルワインの「ナチュラル」は、「ワインの醸造工程で 使用される方法」がナチュラルであることを意味しているんです。 健康志向の高まりにより、世界的にオーガニック食材や有機農法で作られた 食品の需要が高まっていますね。 ワインの世界でもこの流れは存在し『自然派』『ビオワイン』 『ヴァンナチュール』などの言葉を聞いたこともある方も多いかと思います。 一般に自然派ワイン、オーガニックワインと言われる存在です。 オーガニック農法や、オーガニックワインの定義とは? ビオロジック農法とは、いわゆる「有機農法」のことです。 鶏糞や羊糞などの有機肥料を使用することが前提とされていて、 化学肥料は使いません。農薬の使用についても制限がありますが、 ベト病予防に効果があるとされるボルドー液 (硫酸銅と石灰を混合した自然由来の農薬)などの、 一部の病害虫予防策は認められています。 ビオディナミ農法 上述のビオロジック農法がベースとなった有機農法で、 英語では「バイオダイナミクス」と呼ばれます。 オーストリアの人智学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した理論に基づいて生まれました。 土壌や植物、生物だけでなく、天体の動きまでも反映した独特な栽培方法です。 酸化防止剤である亜硫酸塩の量は、ビオロジックよりも少ない傾向にあるといわれています。 月と地球の位置関係を記したカレンダーに合わせて農作業を行い、 自然由来肥料を使用して土壌を活性化するなどの特徴があります。 オーガニックワイン の定義 オーガニックワインとは、有機農法によって生産されたブドウから造られる ワインのことです。化学肥料、農薬、除草剤が不使用で、 遺伝子操作や放射線処理もされていない有機農法で生産されたブドウを 用いて造られます。ワインの本場EUでは醸造過程で使用される添加物、 特に酸化防止剤の使用量に規制があり、使用出来る添加物にも規制があります。 ヴァン・ナチュール(自然派ワイン)の定義 基本的に野生・天然酵母菌を使って発酵させます。亜硫酸塩は無添加か、 瓶詰めの際に極微量しか使わないワインです。 オーガニックの認証機関について 代表的な認証機関についてご紹介いたします。 ECOCERT(エコセール/エコサート) ECOCERTはフランスのトゥールーズを本部とする国際有機認証機関です。 1991年の設立以来、世界各地にて農産物をはじめ、加工食品、畜産物、化粧品、コットン、 その他様々な有機認証を提供しています。 ECOCERT 日本公式サイト AB(アグリキュルチュール・ビオロジック) ABとは「AGRICULTURE BIOLOGIQUE(アグリキュルチュール・ビオロジック)」の略で、 フランス政府が1981年に制定したオーガニック認証機関です。化学肥料や化学薬品、 遺伝子組み換えによる肥料も禁止されており、1年ごとに抜き打ち検査も行われます。 商品加工の工程でも添加物が含まれないことを認定した商品のみに与えられます。 なおワインについては酸化防止剤の使用について、その上限をEUが定める基準の2/3まで認めています。 ユーロリーフ ユーロリーフは、EUで定められた有機農業規則に従って栽培された農産物である ことを示す認証マークです。 欧州旗の象徴でもある12個の星、葉の形、緑色の 「ユーロリーフ」は、欧州と自然の融合をイメージ。 認証を受けるかどうかは生産者の自由で、上記のように認証や定義についても 複雑でわかりづらい部分もありますが、 海外ではオーガニックの認証を受けたワインのラベルに 「ビオ」や「オーガニック」と記載したり、認証マークを表示したりし、 すべて「有機」と言う意味で定義されています。 『ピュアな味わいを届けたい』、『自然な栽培・醸造でワインを造っている』 という点は共通しているのではないでしょうか。 |
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2024/04/20 問い・ナチュールワインって、なに? 有機栽培ワイン、有機ワイン、オーガニックワイン ビオワインなどと、さまざまに呼ばれているいるが、実は、 「有機裁倍の認証機関によって認定された有機栽培ブドウ」を使って 造られたワインのこと。 認証の基準は、細かいところまでは多少の差異もあるようだが、 基本は「最低3年間」「無農薬」「無化学肥料」「無除草剤」を貫くと言う3点にある なお、「無農薬」とはいうものの、ほとんどの機関がボルドー液(硫酸塩と生石灰の 混合液)と硫黄については、例外として 使用を認めている。 認証機関と、そのマークは、別欄に載せますので参照のこと。 ただし、これらの機関が認証するのは、あくまでも「農作物」としてのブドウであり、 そのブドウを加工した「ワイン」では無い。 そのため すべてのワインボトルに認証マークが貼られているわけでは無く、単に有機肥料を使って いるだけだったり、減農薬程度に過ぎないワインに勝手に「ビオ」の表示をしているワインとの 区別が極めてつきにくい状況を生んでいる。 問い・ビオワインはおいしいの? ビオだからおいしいということはない。 ただし、化学肥料を使った葡萄で造ったワインが あまり美味しくないという事実はある。 ブドウの樹は時には10メートルを超える深さまで根を伸ばし、 地中のさまざまな地層から さまざまな大地の香りを吸い上げてくる。 偉大な畑とは (日照や水分などの条件とは別に)地下深くにそういう多様で恵まれた土壌を 隠し持っている土地だと考えられている。 ところが、化学肥料を使うと、ブドウは、 手っ取り早く栄養を取るために、根を地表に伸ばしてしまう。 当然、大地からの恵みは失われ、特級の畑でつくったワインも、平凡な畑でつくった ワインも、区別がない味になってしまうと言うわけだ。 だから、フランス・イタリアは ことさら テロワールを(土地を)重要資している 従って、今では多くの栽培家が化学肥料を止め 有機肥料に切り替えている (無農薬まで踏み込む勇気のある栽培家は、まだ少ない) ただし、有機栽培にしたところで 元々の畑が二流なら、一流の酒は生まれないし、 醸造家がヘボなら、やはりいい酒は生まれない。 「有機」イコール「おいしいワイン」には成らないゆえんである。 問い・ビオワインは体にいいの? 農薬を使っていない分だけは、体にいいかもしれない。 ただし、美味しいワインというものは、たいてい飲み過ぎると決まっている。 飲み過ぎが体に悪いのは、有機ワインだろうがなんだろうが、同じである。 問い・ビオワインは無添加ワイン? 日本人がよく誤解しているのは、ビオワインと 亜硫酸(SO2)の関係である 意外に思うかもしれないけれど、世界中のほとんどの国が、ビオワインへの亜硫酸の 添加を認めています。 例外はアメリカである アメリカという国は信じられないくらい いろいろな物に 亜硫酸を使う サラダをシャキシャキさせるためだと言って亜硫酸を使い、フライドポテトを 白くしたいと言っては亜硫酸をつかう、そのため亜硫酸アレルギーの人達が 社会問題に成るほど 沢山いる。そういう人達にとって、亜硫酸無添加ワインは切実なようぼうなのです。 そういうわけで、アメリカで「オーガニックワイン」と表示するためには、亜硫酸を 添加しては成らないことに成っています、 ただし酸化防止剤である亜硫酸を添加しなければ そのワインは必然的に酸化劣化しやすくなる 美味しいワインは出来にくいし、熟成の 世界も望めない。 従って有機栽培はしたいもの「オーガニックワイン」にまでは こだわりたくないという醸造元が多く、それらのワインは 「オーガニカリー・グロウンダレイブス」つまり「有機栽培ブドウからのワイン」とラベルに表記されている 一方、日本の「無添加ワイン」の定義には有機栽培は入っていない 「無添加」とは「亜硫酸等を添加していない」と言うだけの意味なので、 畑では盛大に農薬や化学肥料を使ってもいいことになる、 その点、「有機無添加」と表示されているワインなら 安心ですね。 問い・ 減農薬・転換期間中ってなに? 「減農薬」という言葉には、厳密な定義が無い 。一般の農薬カレンダーよりも 多少なりとも使用量を減らせば「減農薬」に成ってしまうわけで、実際には どの程度減らしたかは、誰にもわからない。 だだし、なかには真面目に有機栽培に取り組んでいるのだけれど、何年かな一度、多少なりとも 農薬を使わない限り全滅してしまうひどい病気や害虫がやってきて、やむなく使う農家もある。 そういう農家の「減農薬・転換期間中」は信用できる、どのワインがそうなのかを知る為には こまめに、情報を集める 以外にない。 問い・ビオディナミってなに? 有機農法には数々の農法があるが、日本のワインファンに間で特に人気がたかいのは、 「デメーテル」という機関が認証している「ビオディナミ」(フランス語・ 英語ではバイオ・ダイナコクス)という農法がある。この農法は、 もともとオーストリーの哲学者であり総合芸術家であり、 同時に神秘主義者でもあったルドルフ・シュタイナーが 提案した一種魔法的な有機農法で、有機栽培の中でも、おそらくは最も厳密なものの一つである。 単に無農薬、無化学肥料、無除草剤と言うだけで無く、月や惑星の運行に合わせて 農作業をしたり、牝牛の角に牛糞詰めて、一冬の間土の中に埋めて、魔法的な肥料を造ったり するので、その方面に疎い人は拒否反応を起こしがちなのだが、もっともこの考え方は 「大自然の陰の気と陽の気の調和を図りつつ、伝統的な暦によって農作業をする」と 言い換えれば、東洋人にとってなんとなく身近なものに感じられるに違いない。 フランス・ロワール地方のニコラ・ジョリー氏などが先駆者として有名だが その後ブルゴーニュの ルロワや ルフレーブ・ コント、ラ、フォン・ ボルドーのCHペトリュース等が この農法を採用するに至って、世界的な注目を集めている 単にビオディナミなのでなく、と言うのでは無くて 実際においしいワインを話の種に飲んでみてほしいです 2024/04/20 |
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