こんにちは。                           2002年03月08日
ちょっとご無沙汰していました。
お元気ですか??

さて、私は昨日、2つ星に出かけて来ました。

L'ASTOR (ラストール)というレストランに行きました。
ロビュションの2人目のお弟子さんが独立して持っているレストランだそうです。

 食べたものの中にホタテと黒トリュフの入ったコンソメスープがあたのね。
異常な塩辛さで、面食らった!!”残そうかな? と、思ったのですが、
いちおう最後まで食べました。食べておくことによって、その後の料理との繋がりが
見えるかと思ったのですが。見えなかったけど。。。
何故2つ星なのか、大いに疑問。。。  ウーン


さて、飲んだワインの報告。
シャンパンは、リュイナールの ロゼ。
色は鮮やかなサーモンピンク。
気泡はしっかりとしていて、力強い。泡の大きさはやや多きめだが、口に含んだときに
フランボワーズや、ちょうど今出始めたイチゴの甘やかな香りと穏やかな酸が感じられる。
余韻はすっきりとした、軽やかさが印象的。

白は '98 Meursault "LES NARVAUX" DOMAINE Michelot

’98ということで選びました。
たしか90ユーロくらいだったかなぁ・・・?
色調はやや緑がかった明るい麦藁色。  粘性は中程度。香りはやや古樽の印象が感じられるが
新樽のバニラ、生木の香りが前面にでる。 キンカンやミラベルの蜂蜜漬け、
カシューナッツの煎ったような印象とカラメルの香りが感じられる。
甘みと酸のバランス良く、こぢんまりとまとまっている。余韻はやや長め。もう、飲
み頃に入ってきている。(長熟するワインではないと思う。)食事をしながらとても
楽しめるワインでした。

赤はメインの鳩に合わせて、同伴の方に選んでいただきました。
’92のCHATEAU ANGELUS  人気シャトーです!
実は、92年という年に不安がよぎったのですが、心配するに及ばず・・・

色はやや黒みがかった、ガーネットカラー。
香りはグラスに入った瞬間から素晴らしい!
メルローの持つ華やかさがバラの花がしおれ始めたような香りや、カシス、腐葉土、
少しの甘草、  それから、獣香。味わいはきめ細かなタンニン。質が良くしっとりとしており、
酸を上手にくるんで味わわせてくれる。
余韻は長く、資質の良さを感じさせる。とにかく、このねっとりとした香りにうっとりさせられました。

ソムリエがどんどん継ぎ足していくので、澱が舞う舞う〜〜・・・r。。;)シ
でも、ワイン自身のエレガントさは最後までしっかりしていました。
ひょっとして、ソムリエは92という年を考えて澱を舞わせていたのかも知れませんネ??

最後にフロマージュに合わせて 
'96 COTE_ROTIE  Chateau d'Ampuis  E.GUIGAL
黒みがかったルビー、エッジに青みがかった紫が残る。
カシス、黒すぐり、コケモモのコンフィチュール、プラムの果物の香り。
スパイス。。。甘草の香り。やや樽の焦がしが強い気がした。
香りを一生懸命取りたかったけれど、グラスがと〜〜っても小さくて
感じることが出来ませんでした。 もったいない・・・
余韻はけっこうタンニンがザラッとのこり、酸が出始めてしまいました。
果実味の凝縮感があるものの、

全体的なバランスを楽しむには軽めなデキャンタージュをし
大きなグラスに静かに注ぎ、楽しむ方が良かったと思います。

P.S. 私も、先週の日曜日にエッフェル塔の麓、ミラボー橋から望める自由の女神の
下の散歩道を歩き、桜を発見(^_-)-☆  色は、日本のソメイヨシノより濃く、
赤みが強かったかしら。梅や桃ではなく、本当に桜です!
   
ではでは。。。

雅子
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Masako TANAKA
ミラボー橋から 公園でペタンク?
つづく
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