1日目       2002/09/02
こんにちは 収穫前の シャンパーニュとアルザス
          の、ワインと葡萄と畑
を回ってきました

どたばた 紀行文ですが 笑って読んで下さい。。

無事、シャンパーニュに着き、1日目の夜が終わろうとしています。

まず、今日は朝8時にハーツ・レンタカーでオートマ車の手配をしていたので
早めに行動し、7時には家を出て、サン・ラザール駅まで20分で到着。
ハーツは目と鼻の先。ちょっとcafeをしてオフィスに向かったところ、
オフィスは8時から開くとなっている。。
待てば良いだけだから、まぁ”問題第1番”といったところで約20分は待った。
さて、開店時間になり一番乗りで車を貸してもらおうと思ったの。
なのに〜〜!”(大)問題2”発生!!
信じられなかった・・・

接客嬢:オートマチック車、小さいのは昨日貸し出したのでここにはありません。
     大きいのがあるけれど、アメックスの方のみの貸し出しです。
まさこ:何で無いの?!予約確認書があるじゃない?
接客嬢:わからない。。
     (呆気にとられた私・・・気を取り直して、戦いました。ロデレールに
     遅れるわけには いかないのです)
まさこ:10時にランスで約束があるから、今すぐ車を用意して!
接客嬢:20分待ってください。車をここに来させています。

そうして、DCの担当者に国際電話をかけ、すぐにハーツに
連絡&クレームを挙げてもらうように頼み、
ハーツの担当にわたし宛に連絡するように伝言。

その時点で9時40分。。もう、これは間に合わないと思い、
ロデレールに電話し事情説明。 ハーツの接客嬢にも、電話で説明させた。
その結果、午後2時半のアポイントに変更してもらえることになり、
  ホッと胸をなで下ろしました。。。
結局、オートマ車が営業所に着いたのは、午前9時半。
 出発前点検をして出たのが、ほぼ10時。
ハーツのバカ者に、お詫びの文書を書かせてロデレールに提出しました。

一路、早速ランスへ。
途中の景色があまりに見事で、パーキング・エリアで持参したピクニックセットを
広げてお昼。 その後、10qほど運転〜!ランスに到着し、

走行距離 ピクニックセット

マム社のフジタ礼拝堂を表から見ました。

フジタ礼拝堂

  そしてロデレールでは、
5年前に会ったことのあるマリー・ロッシュ女史が出迎えてくれました。

ちょっと痩せてしまっていたし、やや年を感じさせる雰囲気があったものの、
変わらないブルーのシャドーで、”やっぱり彼女だ!”と思い、
尋ねたところ正真正銘のマリー・ロッシュでした。

5年前の話しをして、盛り上がってしました。
まず、日本語のビデオで大まかな説明を見る。その後カーブを見学。
ステンレスタンクはそれぞれ容量がちがいます。
村と畑毎で、おおよその収穫量が違うため、大きいタンクや小さいタンクで使い分け
ているのだそうです。
 5年前もきっと同じ事を聞いていたんだろうに・・・言葉が理解できるようになる
と、世界が広がります。 そう話したら、マリー・ロッシュはとても喜んでくれました。
カーブでは、木樽は収穫前の再点検できれいに洗われていました。

綺麗に洗われた木樽の内部 クリスタル

本当にきれいなカーブで、ほれぼれします。

その後、事務所の中でデギュスタシオン。
96年のブラン・ド・ブランを試飲させてくれました。
華やかで、蜜や洋梨やカリンのコンフィチュールの様な果実味。
酸が弱くなってきているので、今が飲み頃だったかの。
厚みはたっぷりしています。

ロデレールを後にし、朝食付きの民宿へ。
お水のでる所はサイコ〜!バスタブに浸かって、一休みした後ピザを食べに出かけて
きました。美味しかったよ。

朝からハード・スケジュールで疲れているので、今日はもう休みます。
それでは、また。。おやすみなさい。。。
 続きは 毎日 書きますので お楽しみにして下さい。

田中 雅子
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マリー・ロッシュ


            
2日目       2002/09/03
いつも読んでくださる 皆様 こんばんは。

今日は ピエール・モンキュイと、アグラパールを訪ねました。

ピエール・モンキュイはまだヴァカンス中でしたが、秘書さんが対応してくれました。

ちょうど、ヴァカンスの最終日に訪ねることになってしまいましたが、
全てのキュベをボトルから試飲させてくれました。 ただし、
開けてから1週間くらいたっているものもありましたが・・・

ここは、全てブラン・ド・ブランです。しかも、レゼルブ・ワインを使わないメゾン
で、ロデレールとは対照的でした。もちろん、
ロデレールもブラン・ド・ブランはミレジメのみの生産ですが。

その後、同じ村にあるサロンの玄関を拝んでから、サロンの真裏にある

1ヘクタール弱の畑を探しにいきました。 
しかし、そこにはもうブドウは植えられておらず、雑草とバラだけでした。

私の運転で、フィリポナのクロ・デ・ゴワゼを探しに、アイ村まで車でドライブ。

クロ・デ・ゴワゼの ピノ・ノワール畑の 木陰でピクニック・ランチ!
葉っぱとハムとゆで卵に 美味しいバターでサンドイッチ&ミネラル・ウォーター。
その後、同行のソムリエの運転でピエール・ジモネに寄って
シャンパンを2本購入。 
ここは、試飲を申し込んだのに返事ひとつよこさなかったメゾンだけど、
パリでは見たことのないメゾンなので買ってみました。

ドライブがてら、畑見学。
クラマンの畑でルイ・ロデレールとポメリーが隣り合わせにシャルドネの畑を
持っていたのでブドウの食べ比べ。
どちらも苦みが残り、まだ早いと思いました。

午後4時からアグラパールを訪問。
奥さんのナタリー・アグラパールさんの案内でカーブ見学。
ワイン市場について、いろいろ世間話をして盛り上がりました。

さらに彼女が賞賛してくれたのは、私たちがヴァンダンジュをしたいと思っている
ことについて。ワインをサーヴィスするからには、ブドウづくりを
見たいと思うと話すと喜んで聞いてくれました。
 多くの産地、産地の中でも多くの作り手を回る事によって学ぶことが
沢山あるよね、と言ってくれました。
この家にいる2匹の犬、ヨークシャー・テリアの大きい子達でした。

民宿に戻って、パンとリエット ハムとトマトとバターの美味しい夕食。
アペリティフに 民宿の自家製シャンパン(Pierson Whitakerというドメーヌ)を
御馳走になりました。
 しか〜し、パイナップルを焼いた香りが中心で、樽の苦みを感じて
変なワインだと思いました。
ピェール・ジモネ 民宿

結局、私はピエール・ジモネのノン・ヴィンテージを勝手に開けて楽しい夕食を
テラスで過ごしました。  有意義な田舎生活を楽しんでいます。

それでは、また・・・

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Masako TANAKA
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勝手にコメント マダムのお稽古 2001/09/17