みなさん こんにちは    3月31日−4月1日号
 復活祭の 連休を利用して 友人3人で゜ シャンパーニュへ行って来ました
 どたばた紀行文ですが・・・・。

3月31日(日)
この日から夏時間!
3月最終日曜日の午前2時に、一時間時計を進めて3時にするのです。
何故、みんな寝ている時間に時計を進めるのかなぁ・・・

”いつから、夏時間〜?”なんて言っていながらも、テレビを見て私は時計を進めて
休みました。 しかし、前日も遅かった上に早起きだったので一時間ほど寝坊。。。
友人とモーニングコールしあう約束なのにかかってきた気配も無い。
そうなんです。彼女は今日から夏時間である事を知らなかったのです。

大慌てで待ち合わせを再設定!
東駅から8時5分発の電車をとっているのに、私たちが途中の駅で待ち合わせたのが
7時25分。(その間3駅。)しかし、出会えた時間は7時40分!!
かろうじて間に合いました〜(^^)V

その間に朝食を調達し、間に合ったことにホッと一息ついていると。。マスターから
電話があり、  ”今どこにいるの?今日は早起きの日じゃなかったの〜?
”寝坊したけど、今から乗るところー!”
”行ってらっしゃい。”の言葉に後押しされるように、重たい瞼を持ち上げて電車に
乗り込んだのでした。

電車に乗り込み、パン・オ・ショコラとカフェ・オ・レで朝食。
フランスの朝!って感じですね。
でも、アッという間に食べ終わり、、寝る体勢 ヽ(^○^)ノファーーァ!

電車に揺られること、一時間半。ランスの街に到着!
前日から出かけていた友人と駅で落ち合い、ホテルへ。
ランス駅 ランス大聖堂

午後からRUINARTの見学アポイントがあるので、それまで久々のランスの街を散策。
まずは、ユネスコ世界遺産に登録されているノートル・ダム大聖堂へ。
大聖堂、西ファサードには「微笑む天使」を見ることが出来ます。
聖堂内、裏正面にはシャガールの描いた、
キリストの昇天のステンドグラスは光の入る
夕暮れ時がオススメです。

3月31日、この日は復活祭(Paques)のミサが行われていました。
なかなか立ち会うことが出来ないので、見学させていただきました。

そして、いよいよワイン屋さんめぐりです。
もともと、手間と時間のかかるものだけに、シャンパーニュで買っても
そこそこのお値段がします。
ただ、ビックリするようなものも中にはあります。
たとえば、1964年のドンペリが約6万円くらい・・・
なかなか日本ではお目にかかれませんねー!
値段だけではなく、本当に目を付けているシャンパンがあったら
買ってもいいのでは?  なぜなら、シャンパーニュの町から出ていない
シャンパンなので状態も安心できそうだからです。
一番良いのは造っているところから直接買う事だと思います。

そうこうしていると、そろそろRUINARTに出かける時間になりました。
町中から歩けない距離ではないですが、ちょっと遠いので
行きはタクシーにしましょう。
(私は帰りに、お散歩がてら サンレミ聖堂を見学してきました)
コースは、製造工程を説明してもらいながら薄暗い洞窟を進んでいきます。
最後に、ちょっとおしゃれな感じのサロンで試飲です。
”Dom Ruinart '93” 色は淡く、見た目にも気泡が穏やか。
やや柑橘系のすっきりとした酸味とほんのりと甘苦い味わいです。
さら〜っとしたシャンパンで、今、目の前で開けたものとは思えないほど
おとなしいシャンパン・・・ちょっと残念でした。

さてRUINARTを後にし、ホテルでひとやすみ。
夕飯は軽めのレストランで食事をして、そのあとバーで 
’95 LANSON をクープで (^^)V
キレがある、辛口のシャンパンでした。お腹一杯でもすーっと入っていく、
素直さが魅力でしょうか。

さてさて、明日はエペルネへ移動です。
”早く寝なければ!”と心に誓ったはずなのに・・・

ではでは〜。    また、明日ね。

   4月1日

  2日目のはじまりです。
前日の晩は、修学旅行生のようにウキウキしてしまい。。。
 この日は全員揃って朝寝坊でした・・・(_ _ )/ハンセイ

ランスを朝8時14分の電車で発ち、エペルネへ8時34分着の電車を
 予約しているのに起きたのは7時45分!友人がモーニングコールを
 セットしたはずなんだけど。そんなことを言っている余裕はなく、
超特急で荷物をまとめてチェックアウト。
  駅に向かってダッシュ〜!で、出発8分前に駅に到着。
電車に乗り込んで、ようやく一息。^.^;しばし、皆無言でした。。。3分後、、
 ”こんなに焦ったの、久しぶりかも〜”と、みんなで笑っておりました(笑)

 エペルネ。  ここでは、モエ・エ・シャンドン社を見学です。

見学時間になるまでしばらく時間があるので、”カフェでちょっとノンビリしようか?”
などと、眠い目をこすりながら歩き始めました。
しかし!!カフェがどっこも開いていない。。。
   復活祭で カフェもお休みが多いらしい!!
 ”あらっ?!あそこに有るかも〜?
”と思ったら、店のおじさんが
”今日はお休みだから、新しい椅子に張り替えているんだよ。
その先まっすぐ行くと、
年中無休のカフェがあるから行ってごらん。
 ”と、優しいムッシュー。m(__)m   アリガトォ

 そのお休みだった、カフェのおじさんとは、 教えてもらったそのカフェで再会。
”開いてて良かったね。僕もカフェ、飲みにきたんだ〜”と。
 カフェ探しでこんな会話が出来ると嬉しいものですね。
ノンビリした時間が、流れている街だと思いました。

 さて、そろそろ本題に戻りましょう。

 モエ・エ・シャンドン社のある通りの名は、その名も”AV.de Champagne”
 多くのシャンパン・メゾンが、立ち並んでいます。
  この通りに入ると、すぐ左側にインフォメーションがあります。
 立ち寄って地図や試飲情報を教えてもらうと良いです。英語の地図もあります。

モエ・エ・シャンドン社の玄関では、かの有名なドン・ペリニョン僧侶の銅像が
 お出迎えしてくれます。  建物内も豪華で、まるでお城です。
  中庭も美しく、受付の応対もとても丁寧です。 約一時間の見学コース。
 最初にスライドで、葡萄栽培とシャンパンの製造行程を10分ほど見ます。
その後、リュイナールと同じく製造工程を説明してもらいながら、洞窟を歩きます。

その迷路のような通路全てに名前が付けられていてなかなかユニークです。
(”ギャラリー なんとか”というふうに)
このカーブは250年以上前のカーブ。10℃〜12℃に保たれています。
 最大1億本収容でき、全長28qあります。

最後は、きっとみなさん一度は、お飲みになったことがあるでしょう?
  ブリュット・アンペリアルを試飲しました。
グレープフルーツの皮のような甘苦い香り。若々しい元気の良い気泡。
  すっきりとした酸味が心地よく、
朝なのにクイクイッと飲んでしまいました。朝から良く走ったおかげ?(笑) 
いやいや、そうでは無いでしょう。空気が違うのだと思います。美味しく頂きました〜。

その後、モエ社併設のブティックでシャンパンや、タブリエ、本、ピンバッチ、傘、
 スカーフ、ピクニックセット ・・・等々を見て、エペルネの駅までお散歩です。

駅前にある教会を見学し、12時56分エペルネ発、
14時11分パリ着の電車で 帰途に向かいました。

電車の席は前もって予約済み。寝て帰ろうと思っていたら、とんでもない!
復活祭で、皆それぞれの故郷に帰っていたようで、JR山手線の朝のラッシュ並みの
  混雑です。立っている人をかき分けて、”席に到着〜(^^)V”と思ったら、
エペルネの前から乗っている人が図々しく席に居座ってどかないのです!
 一悶着したけれど、席を奪還〜!!(^^)//""""""パチパチ
  そして、無事パリの家に戻りました。

ちなみに、この旅行で買ってきたシャンパンは、
ボルドーとわいん亭でも 扱っているシャンパン。
LOUIS ROEDERER(ルイ・ロデレール)社の、ノン・ヴィンテージのマグナム(2本分)と
’95 CRISTAL。 それから、友人が’87を飲んで感激したというので、買ってみたシャンパン、
PIERRE・MONCUIT(ピエール・モンキュイ)社の、
’95 CUVEE NICOLE MONCUIT / VIEILLEVIGNES/BLANC DE BLANC

メゾンは、ル・メニル・シュール・オジェ にあります。

本当に気まぐれなんですが・・・ボトルを開けたら、試飲コメントもお送りします。
 皆さま、今時期しか食べられないフレッシュのホワイトアスパラとシャンパンで
楽しいひとときをお過ごしください。(^_^)
 それでは、また〜

    田中雅子
つづく

移動遊園地 シャンパンパーティ
吉田ご夫妻と
ビストロ わいん亭
東京都渋谷区円山町 6−3ー102
Tel  03-3463−6061
ブルゴーニュ9/22 ピノノアール10/01 アゥ゛ニニョン10/05 アルル10/07
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2002/02/17 2002/02/25 2002/03/08 2002/03/25
勝手にコメント マダムのお稽古 2001/09/17